こんにちは、宅地建物取引士の宅男です。

さて、あなたはマンションがいつまでも売れないということはありませんか?もしかしたら、掃除が行き届いていないために売れないのかもしれません。

綺麗なマンションと綺麗ではないマンションでは、どちらが売れやすいと思いますか?もちろん掃除が行き届いている綺麗なマンションです。掃除は内覧者に良いイメージを持ってもらうためにも非常に大切なのです。

良いイメージを持ってもらうために、「どこを掃除すればよいか?」「マンションの内覧者は特にどこを見ているのか?」について説明します。

これを読めば、あなたの部屋も内覧者に気に入ってもらえるような掃除ができるはずです。

1、内覧者のチェックポイント

内覧は、人と会うようなものです。もし、初めて会う人が身なりを整えずに会いに来たならば、あまり良いイメージは持たないでしょう。

内覧は10分〜30分程度しか行いません。最初のイメージがそのまま内覧者のイメージとして定着してしまいます。

内覧者は、内覧の中で購入後の生活をイメージします。ここを寝室にしようとか、この部屋は子供部屋にしようといったようなイメージです。そして、家具の大きさを想像してベッドを置けるか、子供机は置けるかなどをチェックします。

それなのに、寝室にしようとしている部屋にゴミが落ちていたらどうでしょうか?ここに寝ようと考える人はあまりいないでしょう。

このように、内覧の時に部屋が汚れていれば、購入後の室内の様子が想像し辛いのです。ただ、「汚い部屋だった」というイメージだけが残ってしまうでしょう。

実際に、私の実体験では内覧者に、イメージを膨らませることができればできるほど、成約できる可能性が高くなっています。

内覧者はある程度イメージを持って内覧に行っています。そのイメージを萎ませるのではなく、膨らませることが大切です。

2、内覧者のイメージを膨らませるためのポイント

内覧者のイメージは主に以下の項目により、決まります。

  • 汚れやゴミはないか?
  • 匂いはどうか?
  • 水回りは綺麗か?
  • 部屋の広さはどうか?
  • ベランダは綺麗か?
  • 充分な収納があるか?

以上の項目について、充分に対応ができていれば内覧者のイメージを膨らませることができます。しかし、対応が不充分であれば逆にイメージを萎ませてしまいます。

では、具体的にどのような場所が該当するのでしょうか?

3、清掃を行う具体的な場所

3-1、玄関

掃除を行う上で一番重要な場所が玄関です。玄関は、必ず最初に内覧する場所です。そのため、ここに汚れやゴミがあった場合にはあまり良いイメージを持たれないまま内覧が始まってしまいます。

そのため、玄関の土間のすなや埃は残さず掃除するようにしましょう。靴箱の中、靴箱の上も埃のないように掃除を行います。

また、気持ち良く内覧してもらえるようにスリッパを準備しているとなお良いでしょう。

3-2、リビング

玄関から入って次に向かうことが多いのがリビングです。リビングは家族で集まる場所のため、広さを重視する人がほとんどです。

そのため、ある程度の掃除は必要ですが、掃除に時間をかけるよりは、物を片付けて部屋を広く見せるようにした方がよいでしょう。

3-3、ベランダ

ベランダは室内でないため掃除を忘れる人が多いです。しかし、ベランダは内覧の際には必ずチェックされます。

ベランダに、虫の死骸や鳥の糞などが残っている場合には、特に女性の方が購入を控えることが多いです。ベランダも忘れずに掃除を行うようにしましょう。

3-4、トイレ

コンビニのトイレが汚れていたら嫌な気持ちがしますよね?購入後ずっと使用し続けることになるのですから、内覧の時にトイレが汚れていれば、嫌な気持ちはコンビニのトイレの比ではないでしょう。

トイレは、全く汚れてないという状態まで掃除を行う必要があるのです。また、匂いが残っているだけでも嫌悪感を持たれてしまいます。芳香剤を使用して匂いについても対策を行うようにしましょう。

3-5、浴室、洗面所、キッチン

水回りは最も生活感が出てしまう場所です。

ホテルに泊まった際に、浴室や洗面所が水垢だらけで清掃が行き届いていなければ、二度と使用したいとは思わないはずです。

特に水垢やカビは全て綺麗に掃除する必要があります。しかし、水垢やカビは日頃から定期的に掃除していなければなかなか落ちません。

もし、いくら掃除しても綺麗にならない場合には、水回りだけクリーニング業者に依頼するのも良いかもしれません。

4、建物の掃除について

中古車の購入の下見の際に、車の中がいくら綺麗でも、外が汚れていたら購入したいとは思わない人が多いでしょう。

マンションの場合も同じです。いくら室内を綺麗にしたとしても、マンションのエントランスや階段、廊下が汚かったら購入を考え直してしまう人もいます。

管理人が在中しているマンションでは、マンションが汚れているということはないでしょう。しかし、清掃が月に1回、もしくはそれ以下というマンションもあります。

このようなマンションの場合には、エントランスや階段、通路の目立つゴミだけでも事前に掃除しておくとよいでしょう。

また、これを機に管理会社や理事長に定期的な清掃について申し出るのもよいかもしれません。

マンションの売却時の掃除のまとめ

マンションの売却時の掃除で大切なことは、「自分がこの部屋を購入して使いたいかどうか」です。
内覧者の気持ちを考えながら掃除を行うようにしましょう。

その中でも特に力を入れて掃除を行なって欲しい場所は以下のとおりになります。

  • 玄関
  • リビング
  • ベランダ
  • トイレ
  • 浴室、洗面所、キッチン

また、「どうしても掃除する時間がない」、「どうしても綺麗にならない」と悩んでいる人はハウスクリーニング業者を使用する方法もあります。

費用はかかってしまいますが、ハウスクリーニングを行うことにより室内が綺麗になり、早期売却が可能となります。ハウスクリーニング費用はマンションの売却のために必要な経費と考えましょう。